くろだ牧場について

くろだ牧場について

くろだ牧場について

ITを取り入れたスマート農業の実現

くろだ牧場株式会社は、昭和28年(1953年)頃に、現代表取締役である私、畔田 正一の父である畔田 茂が乳牛1頭から始めました。当初は、自宅のある下大浦という場所で、稲作と合わせ経営をしていましたが、昭和48年に現在の場所に移転し規模も拡大、牛の数も25頭を超えていました。

自給飼料3haを作付けし、牧草や飼料用トウモロコシなどを栽培していました。今の牛舎は、昭和60年に建てたもので、最初は34頭牛舎でしたが8頭分増築し今は42頭入り、この頃から酪農専業となります。

平成17年には、乾牛舎と堆肥舎も建て、成牛は50頭ほどになりました。
自給飼料は現在23ha程栽培しており、6年前から飼料稲(WCS)にも取り組んでいます。飼料稲の面積は100haを超えるまでになりました。

順調に拡大を続けていった結果、当牧場はつなぎ飼いでの飼育では、北陸最大級の規模を誇るようになっております。

現在ではIT化を進め、新しいシステムを取り入れ、スマート農業の実現を目指しております。

未来を担う人材の育成にも力を入れ、海外実習生や農業高校生の受け入れなど、後進の育成に力を入れております。

ITを取り入れたスマート農業の実現

ITを取り入れたスマート農業の実現

ITのシステムを導入して、全て勘と経験に基づいた生産を続けるのではなく、統計データをAIで判別した、スマート農業を取り入れております。
これまで全て勘と経験、目視に頼っていたものを、データをグラフ化、見える化を行い、数値を踏まえて実践ができるようになりました。

これにより、効率化を図り、より短い時間で、より効果をあげることが可能となっております。

ITを取り入れたスマート農業の実現

くろだ牧場の特徴について

くろだ牧場株式会社の特徴として、自家受精をして生まれたメス子牛を育成し、またその牛に種付けするという形で代々続いている所や、優秀な牛の卵子を採卵し、判別体外受精卵を作り自家牛に移植、子牛を育成し改良を重ねています。自給飼料を栽培し牛に与えている所などです。

また牛の行動を24時間モニターし、より合理的な牧場経営の実現のために、デザミス株式会社製の「U-motion®」と取り入れております。採食・飲水・反芻・動態・横臥・起立などの主要な行動を記録し蓄積したデータから予測を立て、合理的に牧場を運営しております。

当牧場では、このようなAIの活用を積極的に行っております。

くろだ牧場の特徴について

これからについて

令和2年度には、畜産クラスター事業で規模拡大を計画しております。
乳牛頭数は現在、成牛230頭、子牛30頭、預託牛90頭を保有しています。地域との繋がりを持った経営内容にしたいと考えています。

令和1年には、富山県畜産共進会においてグランドチャンピオンを受賞し、長年の乳牛の改良が実を結んだと実感しました。

今後、自家産乳を加工し販売する6次産業にも挑戦し、富山県の酪農を牽引するような気持ちで経営を続けていきます。

これからについて